- November 26, 2013
[The Absence of the City]東京・京都公演を終え、そのまま韓国公演へ向かう。
途中21時間だけ帰国して別現場での振付、翌早朝の便で直ぐに韓国に仕込に戻る等と言うアクロバティックさも含み、公演を終えた。
終ってしまったよ。
作品の性質上、余り再演し難いのではないかと思う。
仮に再演をしたとしても日韓の状勢は変わっていくし、同じ状態では再演をしないだろう。
それにしても日本公演と韓国公演は、日本人パフォーマーも居ないし、セットのドアも壁ごと備え付けになったりと大分勝手が違った。
内容の方でも「東京オリンピック招致決定」というトピックも韓国人には日本人程には響かないだろうし、
そういう匙加減はどうなのかな、と思いつつも、必ずしも相手に合わせる必要も無い。
其処から韓国に少し滞在をし、幾つか打合等もしながらも少し休み、漸く本帰国。
その後11月末には
いいむろなおきマイムカンパニー[DIVISION POINT]東京公演トークゲストの任も終えました。
人に呼ばれて出るトークって言うのは若干勝手が違う。
デリケートな物です。
久々にメモを取りながら、あれやこれやと観ていた。
そして最近は、もう、手当たり次第観ていてみようと色々観劇している。
行けていないのも多々有って不義理してしまい申訳ない事も有るのだけれど。
丁度今海外物を立続けに見る機会が多く、その後に日本の作品を観ると、
まぁなんて文脈が違うのだろう、と思う事もしばしば。
良いとか悪いとかでなく、文脈。
そして自分の興味の層も変わって来ている。
趣味、では無く興味。
どの層に今自分が反応して、どの層が今の自分にどう響くのか、
そんな事を感じるのが楽しい。
そうして過ごす師走。
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