- October 20, 2013
夏の[Woyzeck/W]も終わり日が経ったといえば経ったし、
そうでもないといえば、そうでもない。
が、今は韓国。
そしてそれももうすぐ帰国だ。
昨年作ったDance Theatre 4Pとの国際共同制作[The Absence of the City]の再演。
この作品はここ数作の自分の作品に大きく絡んでいます。
まず3年前に初めて行った韓国・原州でのレジデンスを経て、その際のPAMSという見本市で演出家・振付家を探しているという4Pと出会う。
原州では巨大なマーケットの中を観客と散策しながらパフォーマンスをするという作品を数名のパフォーマーと発表した。
その後レジデンスの時の韓国での体験から、東京福袋での[ファインダー]が生まれ、そこから展開した作品[The Absence of the City]が出来て、それを更にマズい方向に?ビルドアップして出来た物が[シャウレイの十字架]。
この3作品は或る意味、物と人との関係3部作なのだけれど、今回はその真ん中に位置する作品。
共同制作じゃなければこの作品は出来なかったし、彼らが韓国のダンスカンパニーじゃなかったらこうした方向にも行かなかったろう作品。
外の国を見つめる事で、見えて来る日本。
これは一寸したロードムービー的な作品です。
約80分程度でしょうか。
まぁいつもと何より違うのは、長谷川、主演で喋り倒しています。
一体如何した事でしょう。
これが出来るのも海外制作の為せる業。
詳細はコチラより。
チケット予約は下記より承ります。
演劇作品ですし、ダンス作品です。
国際共同制作に何が出来るか、挑戦した本作を是非見届けて頂きたいのです。
再び、東京、京都。そして韓国へ。
日本の両会場共、大変素敵な会場ですので、
たった2日間ではありますが、お見逃し無く。
御来場、お待ちしています。
東京公演 2013/10/29-30 at 新国立劇場 小劇場 THE PIT
京都公演 2013/11/2-3 at 京都芸術センター 講堂
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