- April 24, 2010
月曜は公演が少なく、調べてフォルクスビューネの小劇場でカストルフ作品がやっているというので向かうも完売と言われ、開演30分前にもう一度来てと言われる。
なので再び庄子さんお薦めのカフェで時間を潰す。
途中公衆電話に電話を掛けに行ったら庄子さんにバッタリ。
なんだろうこの偶然は。
そして庄子さんの知合いの日本人の方もこのカフェに居た。
まぁ此処は夢の様な場所。
人が集まるのも仕方無い。
そして私は明日の予約したブリュッセル行きの飛行機が飛ぶかどうかWEBと睨めっこしていたのだ。
20日の夜の便だが、午前中迄軒並みcancelledの文字の羅列。
恐ろしい。
その後ベトナムレストラン(またもや庄子さんお薦め。感謝しきりだ。)で食事をし、
夜1930少し前に行くと難も無くチケットが取れた。
会場迄待っていると再びprecog中村さん、PARC丸岡さん、セゾンの久野さんの通称BIG3(呼んでいるのは私だけ)と遭遇。
月曜日で中々皆観るものも無いらしく、被ってしまった様だ。
会場はフォルクスビューネの中に有るとても小さな劇場で70人入ったら一杯位の場所だ。
作品は[HUNDE - Reichtum ist die Kotze des Glücks]というもので、「HUNDE」「犬」、という意味らしい。
それにしてもこっちに来てから観るのが、鳩、やら、犬、やらだ。
内容はカストルフらしいチープな力押し。
叫んで、暴れて。
でも以外と力押しが好きだったりするので、もっとやれと思ってしまう。
独逸語の力強さは硬質で好きだ。
そういえば女性2人が顔に泥の様なものを塗りたくり、且つ食べていたのだが、あれ何で出来ているのだろう。
泥で有ったら、本当に素晴らしい。
終演後は丸岡さん、久野さんが明日にパリに戻るとの事で、独逸料理とハウスビール。
久野さんは6月迄パリらしいが、丸岡さんは帰れるか微妙で、明日フライトの中村さんは帰れない事がほぼ決定。
ブリュセルに行けないとぐずる私をなだめるBIG3の図は何だか客観的には面白い。
そして本当にいよいよマズくなったらBIG3と如何にして帰国するか対策を練る。
南回りだ、とか、トルコに行け、とか、もう本当に冗談にならない現在。
帰りにネットに繋げると、cancelledの文字と共に、航空会社からのメールも送られて来た。無念。
2010年4月、EUの空は至って良い空だ。
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