- October 8, 2009
アネットのリハーサルは、進んでいるとは言い難いのだが、
それでも、あ、と思える瞬間があった。
今迄やって来た手法の先に進める様な瞬間。
ある種ダンス的なアプローチかもしれないけれど、
イメージを身体で捉える事で、戯曲以上の事を舞台に上げられそうな気がする。
そもそも戯曲というのはある種のカセで有る。
良い意味でも悪い意味でも。
その先に行かなければ、読んでいれば良いのだ。
そうではない、その先を手に入れられそうな気配。
何かしら手応えは有った。
兎に角もっともっと色々観て、勉強しなければならない。
アジア舞台芸術祭では少ない人数で、
中ホールという中々なスペースを相手取るにあたり色々WEBで動画等を見たりしている。
LADYGAGAとか、意外と見直した。
熱量も有るし、きちんと空間が把握出来ているパフォーマンスだと思う。
大きい舞台でのステージングは、人数を出したりすればいいかというとそうでもない。
どうしたって巨大な空間には上が有るし、人間の身長にも限度が有る。
では大きい物を出せという訳でもない。
空間の配置やら、出演者の支配力や融和力、まぁ色々あるのだけれど。
もっと行ける筈だ。
ピピシャシャキロキロザアアアアロロロ。
雨音。