冨士山アネット
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丁寧な汚れ

冨士山アネット作/演出/振付の長谷川寧による公式ブログとなります。

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信仰とは

  • October 5, 2009

街中よりお届けするこの記録。
今回は信仰に関する話だ。
私には、少し前から観測し続けているある場所の貼紙がある。

前回の介護貼紙も中々レベルが高かった様に思うが、こちらも負けていない。
今回はいわゆる寺の前に貼って有る、ちょっとした良い訓辞の言葉だ。
其処は小綺麗な新しめの寺である。
いつも何となく良い言葉が書いてあるなと思いながらもまぁ通り過ぎていた。
だが、もう大分前だが、ある時の訓辞で、私の脚は止まった。
というか、思わず戻った。


其処に書いてある事は、


誰しも決して
強く無いけど
全て抱えて
自分なんだ


というような良い御言葉。だが、出典をみて私は二度見だ。


誰しも決して
強く無いけど
全て抱えて
自分なんだ

GReeeeN『刹那』


因みに此処は寺だ。
新規顧客の囲込だろうか。
余りにも出典が浅はかではないだろうか。
住職、ノリだろうか。人気だし、みたいな。
なんだかがっかりだ。
だが其処から、私はその寺の貼紙を通る度気に掛ける様になった。
どうやら2週間やそこらで訓辞は変わるらしい。
普段は至って普通だし、仏教系の偉人の言葉等が並んでいたりする。
だがたまにハミ出してしまうのだ。
上記の訓辞からある程度落着いた頃にそれはまたやって来た。
此処で私はまた脚を止めさせられる。


みなさんに明日が来る事は
奇跡です
それを
知っているだけで
日常は
幸せなことだらけで
あふれています


そうだね。良い言葉だ。
日常の幸せについてホッと考えさせられる。
そして解答。


みなさんに明日が来る事は
奇跡です
それを
知っているだけで
日常は
幸せなことだらけで
あふれています

『余命一ヶ月の花嫁』


うん。まぁ、良い言葉だとは思う。
だが本気だろうか?
また、映画公開ヒット時に貼っていたのだが、少々早計ではないだろうか。
私がもし信者だったら信仰も薄れてしまう位だ。
ちょっとまた住職やっちゃったわ、と噂をされかねない。


その貼紙、最近は大人しいが、いつ変化球が来るか判らない。
そんな事を考えつつも、私は思わずその道を通ってしまう。
で、たまに二度見させられる。

嗚呼、これが信仰か。

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