- March 29, 2010
少し空いた。
なんだろう、忙しくて仕様がないという訳でもないけれど、少し弛みの時期なんだな。
少しずつ書溜めていたので、今週中盤から振返ろう。
水曜はとある展示会を観に行って打合。
色々決まると良いのだけれど。
夜は農業少女。
小ネタであそこ迄遊び尽くされると作家冥利に尽きるんじゃないだろうか。
山崎さんに挨拶しにいったもののシャワー待ち。
そりゃそうだあの量動いているんだもの。
木曜はうっかり貰ったインビテーションにてmatophのショーへ潜入。
此処迄プレスが来ている本格的なショーを見るのは始めてだったけど、
あらあらへえぇ、と思う内に終ってしまった。
どうにも舞台感覚で見てしまう癖は良くないな。
素敵を普通に味わえば良いのだ、批評家でもライターでも無いのだし。
それでもどうにも外国人モデルに較べて日本人モデルの足音が気になったのだ。
ファッションウィークという事で六本木はお洒落でごった返していたけれど、
冊子を見ていても余りのブランドの多さにクラクラしてしまう。
で、その後これもついでにと美ナビ展へ。
美術系の学生が企業相手へのプレゼントして展示を行っているというもの。
DSでキャプションに有る番号をタッチすると、本人の写真付きで解説が流れるのが面白く、
作家の顔や考えている事が色々あって楽しい。
完全に企業相手へのプレゼンになっている者、只の作品紹介になっている者、只喋る事になってるから喋っているアホ。
で、言い方悪いけれども意外にもこのアホ、ってヤツが面白かったりする。
さぁ次はどんな奴が飛び出て来るんだろう、と無駄にタッチしてしまった。
作品が全然良くなかったりして、そんなモノに限ってこれどんな奴が作ってるんだろうなんて興味が湧いたり、何か変な見方だったけど。
あれDSが無いと、ちょっと只のぼんやりした展覧会になる気がする。
金曜は午前中から前回公演の精算やら諸々の打合を終え、その後生井さんに写真を貰い、
夜迄時間が有ったので[AVATAR]を一人3D鑑賞。
内容というより、あれを3Dで観る行為自体に興味があったのだ。
映像業界の技術革新の一端を担う事になっただろうし、そういう意味でも多分映画史にも残ると思うので。
基本的にアニメーションを観ている感覚に近い。
前半は只々あの3Dと映像のグルーヴ感を楽しむべく、色々趣向を凝らしていた。
何だろう、内容はRPGで言ったらひたすらレベル上げに専念している様な感じ。
あの造形も慣れれば普通に見えて来るのも凄い。
CMでは判らなかったし知らなかったのだけれど、主人公は車椅子という設定に驚いたが、それは良かった。
所謂足が動かない人間がアバターで自由を手にし、あちこち動き回る。
動けるってホラこんなに気持良いでしょう、映像も3Dだし空も飛べるさ!という感じかな。
ちょっと銀河鉄道999みたいな、機械の身体への憧れというか。
で、内容は皆言っている様に宮崎アニメ等からの影響は少なからず有ると思うけど、
決して詰まらなくはないし、3時間弱を長く感じさせないって凄い事だ。
ちょっと敵役のキャラクター造形が余りにもコテコテで逆に面白かった。
あと映画館を出てすぐに4/22DVD発売!と書いてあって面白かった。
只これ、やっぱり映画館で3Dで観るべきだとは思う。
そういえば、暗闇で3D眼鏡を付けようと思ったら、ツルの部分が随分内側に来ている物だから目に刺さった。
暗闇での3D眼鏡着用にはお気を付けを。
夜は湯山玲子氏主催の[美人寿司]というイベントへ。
湯山さんが寿司を握って振舞うのだが、思った以上に混んでいて凄い行列になっていた。
しまいにはドン小西氏が全身白スーツで現れる物だから、なんで自分此処に居るのか?と一瞬不思議な気分になった。
見る限り、ファッションチェックはやっていなかった。
まぁそんな場だから静かに知合の方と呑んでいた。
土曜は夜に[証明∴]一部関係者と会い六本木で六本木アートナイトを覗きがてら食事。
肝心の六本木アートナイトは、混み過ぎてて諸々断念、巨大バルーン人形をチラと覗いて終電で帰宅。
知合等残った人も居た様だが、多くの人がイベント会場に入れなかったり、混み過ぎていて観られなかったりと聴くと、
自分の行動は英断だったんじゃないか。
日曜はままごと[スイングバイ]。千秋楽とか関係無しに毎回盛況なんだろうな、これ。
柴君が思ったより出てて素敵だった。総力戦。
若干全体のペースが均一だなと感じたのだけれど、それでも柴君らしい、柴作品。
そういえばアゴラの壁を塗っていたけど(アネットの撤収時に既に塗りに来ていた)、
あれ戻さなくても良いのにな。
素敵なのに。
ざっくりと近況を並べてみたが。
こうしてみると先日の公演迄の忙しさを払拭するかの如く、タガが外れた様に遊んでいる様に見える。
実際遊んでいるだけでもないのだけれど、トピックを並べるとこうなるのだ。
こういう時間が去年末から無かったので、こうしてウズウズを高めて、ぶわぁっと吐出せれば良い。
そうこうしている内に欧州行きの航空券が軒並み取れなくなっている事に気付いて焦る。