- March 15, 2010
終ってから溜っていた観劇予定が押寄せている。
一昨日は[上海バンスキング]。
シアターコクーン、久々に正面から入ったが、ロビーの賑やかさにこんなにセレヴな劇場だったんだなと改めて感じる。
本編は[東京月光魔曲]のカウントダウンでも唄った曲が何曲も有り、懐かしい感じで余り客観視出来ない部分も。
また自分が[東京月光魔曲]の公演中にメインで散々唄った歌が吉田日出子さんによってもう別物かと思う位上手く唄われていて、ちょっともうどうしたものかと悩ましくなった。
別に私が歌で勝負してないと言えばそうなのだけれど。
それにしたって、である。
どうやら[東京月光魔曲]、3/26にWOWOWで放映されるそうだが、何とか世のお茶の間を避けて通れない物だろうか。
それか吉田さんですげ替えておいて頂きたい。
作品は16年ぶりの再演と有ったけど、良い大人達が楽しんでやっている姿に、
年を経て、舞台を重ねて行く事とはどういう事か、と考える。
昨日写真を受取る為に会ったカメラマンの生井さんとも話したが、
彼は自分が若い頃に、ロックンロールを歳取ってからやるなんて考えられないと思っていたそうだ。
プレスリーも早死にだったし、例えば今のローリング・ストーンズみたいな、そういうモデルケースが無かったらしい。
だけど今は皆全然現役だ。
それと同じで今でも同じ演目を演奏し続ける事、それがどういう事かなんて事を考えさせられた。
終演後に出演者がそのままロビーに移動して演奏が有ったのだが、観客は知っているらしく急いで走って駆けつけていた。
そのまま駆付け3曲程演奏して終了。
終って出演者の大森博さんに挨拶して行く。
年齢層が高い事もあったのだけれど、何だか雰囲気も含め贅沢な時間だった。
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