- November 3, 2009
やたらと寒い夜だ。
それでもAPAFの事とか、助成金の事とか、やらなくてはならない。
寒いのに、だ。
まぁ、暖かいと、ついヌクヌクしてしまうので良いのだ。
ヌクヌクは天敵だ。
寒くて集中が切れがちなのもアレなのだが、それよりもなによりも、ヌクヌクはマズい。
今迄にヌクヌクのお蔭で何度持って行かれた事か。
助成金の為に来年の作品の事を考えていたので、
今の事に戻って作業をする為にチャンネルを切換えるのに時間が要る。
現在と未来に挟まれてキュウ、だ。
まぁ来年、一寸悪ふざけみたいな、それでいて意味の有る作品を作ろうとしているのだけど、
そんな妄想が楽しくてついつい戻って来れなくなったりする。
いかんのだよ。
リハーサル映像を観て、頭を悩ませる。
尺は伸びて来たが、それでもまぁまだ兎に角やっているだけで、出演者の身体に動きが馴染んで来ない。
新しくつけたシーンならまだ判るのだが、前からついている動きもどうにも慣れてしまって只やっている感が有る。
こう、ソツ無く振付をやって貰うだけなら、私が振付をする意味は無い。
其処に感情が見えないと駄目だ。
整えながらも、咆哮の様な部分を作らないと。
あと、空間に対しても、もっと配慮が必要。
やっぱり本番に近い様な広い空間でリハーサルすると、課題は見えて来る。
出演者には色々要求してしまうのだけれど、繰返し繰返し、兎に角身体で体感して貰うしか無い。