- November 9, 2009
リハーサルは、ひたすら続く。
朝から晩迄、兎に角、作る、作る。
さぁ間に合うか。間に合え。
皆が必死で作っているので、それに応えよう。
今回は自分が出ていないで演出に専念しているので、色々気付く事も有る。
や、中々良い。
もどかしさも感じたりする事も有るが、それでも多分思っているよりはもどかしさは無い。
それは出演者の力による所も大きいのだが。
あとは多分昔に較べて少しは演出家としての語彙を持つ様になった事も有るだろう。
イメージを、口にする力。
これは重要。
勿論動いても居るが、言葉にして伝えるというのは、まぁコミュニケーションで重要な部分でもあるのだ。
たまに身体で説明しないで口だけで振りを写したりする事も有る。
これはある種の訓練でも有る。
豊穣な身体もそうだが、そのイメージを伝える言葉もまた重要なのだ。
最初に持ったイメージや関係性を忘れずに、其処に訓練で得た身体を載せて行く。
始めに技術優先で進めば進む程、後で先細りする。それは明確。
そんな事を考えながら、進むのだ。
そんなリハーサル風景やインタヴュー、私の普段の様子?が観られる番組が放映。
BSフジによる[アジア舞台芸術祭2009東京 特番]
11/21(土)11:00〜だそうです。
作品は、群々から端を発し、テーマだけを元に、脚本も書き、
完全に違うものとなってしまったけど、私の中では新鮮な部分の多い事になっている。
御予約はコチラから。
演目によっては、完売も出ている様です。