- August 5, 2009
8/2 イタリアから帰国しているダンサー、成澤幾波子(ゴリゴリした字面だな)とお互い観劇前に会場下で会う。お喋り。
わざわざ海を越えて帰って来たって人と、仕様も無い話をだらだらと。面白く。
その後、ライン京急自主企画を観にSUPERDELUXに行ったら、どうも会場前にリーゼントの輩しか居なく、
おや、と思って見ると、8/4だったという事に気付く。
出直し。馬鹿だなあ。
その後、成澤幾波子が観劇していた首藤泉さんの公演の打上に。
カンバセーション前田さんから、その公演の音楽をやっていたと言ってROVOの勝井さんを紹介される。
なんてこった。
こんな事ならこっちを観に行っておけば良かった。
こっちをと言っても、片方はそもそもやっていなかったのだが。
観に行って無いので巧い事喋れなかった。
こちらも、馬鹿だなあ。
そして夜は原稿に向かう。朝方に漸く脱稿。
予定より遅くなってしまい編集のNさんに迷惑を掛けた。
8/3 朝から従姉妹の新居を見る機会に恵まれる。
自分はあんまり居を構えるという事に対しての欲求が薄いのだけれど、建てるという熱量は本当に凄いと思う。
がらんどぅの新居を見ながら、家族というもので満たされて行く為の器が此処なんだろうなあとか、
朝方迄原稿に向かっていていやに眠い頭で色々考える。
夜には羽衣のリハーサルを終えて、成澤幾波子とその海外友人達と再び食事。
まぁ海外の方は一定期間しか居ないのでね。
友人達と言ってもローザスに関わっている日玉浩史さん(jouさんがまとめたココで海外ダンサーの現状を話している。面白い。)、
ベルギーのカンパニー、Needcompanyに居る船矢祐美子さん。
日玉さんは今週末シアタートラムで行われる[true/本当のこと]の7日のトークゲストでもあるので、観に行ける方は是非。
私はリハーサルの為別日に行くが(無念)。
そんな不思議な取合わせの中、店に着いた傍から既に隣のテーブルの客が痙攣を起こして倒れていて、救急車が来る騒ぎに。
気をつけなきゃね、と言いながら何だか不穏な乾杯となる。
祐美子さんと話して居たら、群々でも共演した尾形直子の後輩だったり、
EKKKYO-!に出て貰ったPINKの磯島さんの同級生だという事が発覚。
磯島さん、現在はドイツ留学中なのでゆみこさんの家に行ったりしているらしい。
全く、ベルギー迄視野を広げても、世界は狭い。
8/4 ちょっとした用事で、千葉の野田市に行く機会が有った。
降りた途端、「萬」印に出迎えられ、醤油の国だという事を改めて認識させられる。
周りはキッコーマンだらけだ。
この市の税金の何割が醤油でまかなわれているのか等考える。
で夜に漸くライン京急自主企画へ。
先陣はイスラエルから帰って来たばかりの岩渕ダンス。
相変わらず筋肉質だなあ、と。
ライン京急は、大谷能生さんがダンスしてグッタリしている様が面白かった。
客席にもチェルフィッチュ岡田さんや、アルテリオや急な坂のスタッフ等、
何だかなんで六本木でやっているのか判らない位、出演者も観客も神奈川だった。
終わった後にひとりふらっと六本木を歩いたら、まぁ外国人の多い事。
黒人の客引きが、DISCODISCODISCO・・と早口言葉の様に連呼しているのだが(それも、数件の店で。何かの競争?)
こんなに客引きが多くて果たして給料を払えてるのだろうかと余計な心配をする。
そんな日々を過ごし。
そして発表になったのでWEBにも掲載。
冨士山アネット新作は、こまばアゴラ劇場にて冬のサミット2009に参加します。
まぁ、多分この会場だけでは無い筈だけれども。
少人数、濃密公演の予定です。
此処最近は、提携だの参加だのの公演が多い。それはそうだ。
日本のシステムじゃ、対価に対してきちんと支払をすれば、そうそう黒字になるなんて商業ベースでもない限り不可能だ。
アゴラで4500円でも取れば良いのか?
全くもってナンセンス。
作品に関しては[在処/sugar]でもそうだったのだけれど、
多分、家族、に関するものになるのではないかと今は考えている。
実際にリアルを感じられるのはこれなのだ。
普遍的で、どの国でも通用する作品にしたい。
まだ予定ですが。
お楽しみに。
しかし、随分とリンクの多い記だ。