- January 14, 2011
NYで公演をしていた人も、そうでない人も帰って来て、スタッフも含め改めて顔合をした。いよいよだ。
そして私の体重も、昨年12月から1箇月と少しで約7kg程無事に落ち、
さぁ、これからの1箇月でやれ筋力をつけるぞ、と目処が立った。
作品も身体もあと1箇月も作り上げられるのだから、それは良い物にしないと。
当り前か。
しかしまぁ、減量は始めた頃より苦痛じゃなくなって来た。
食事は主に夕方迄で夜は殆ど食べない物の、
食べたい物も日中は比較的食べれているし(おやつなんか食べる時も有る。生意気に。)、それはそれで楽しんでいる。
そういう意味で減量というのは、食事を「しない」、というだけなのだけれど、
問題は筋力をつける、という事柄だ。
これは、「しない」という訳には行かない。
「する」事でつくものだからなあ。
踊っていれば次第につくでしょう?という方も居ますが、
演出家として観ている方が多かったりもするのでそうでもない。
行動力!行動力をつけねば。
冨士山アネットpresents[3つのビル](国際舞台芸術ミーティングin横浜 /TPAM in Yokohama 参加)
作・演出・振付/長谷川寧
国際舞台芸術交流センター/横浜美術館 共催公演
2011/2/16(水)-20(日) at 横浜美術館レクチャーホール特設舞台
冨士山アネットが送る新作公演は、横浜美術館にあるレクチャーホールの舞台上に設置された、
限定約50席のスペシャルステージ!
今回アネットが送るのは「物質の価値」について。
3つの物語が絡み合い、1つの大きなテーマが建上がります。
会場全体を用い、観客の間近で繰広げられる冨士山アネット独自の「ダンス的演劇(テアタータンツ)」、御期待下さい。
3つのビル
-物質の価値についての3すくみの様相
建築中のビルが建並ぶ。
近隣でも群を抜いて建つ3つのビルは、
それぞれが競い合い建っている様だ。
人々はそのビルが竣工する前から、
周囲に群がってそのビルを見上げている。
鉄骨がクレーンでゆらゆらと上がって行く。
その様はまるで何かのショーの様だ。
そんな状況をぼんやりと見ている私の手にはペットボトルが有る。
そのペットボトルはこのビルの建築総工費よりずっと安い150円。
中に入っている飲料をすっかり飲干した後で、
棄てる場所を失いぼんやりと持っていた。
中身を飲干した今、このペットボトルの価値は幾らだろう。
棄てる場所を捜している位だから、ほぼ0円に近いだろう。
だがどうだろう、この流麗なフォルムは。
今や価値の無いこの美しいペットボトルに対して、元々買った金額を手渡されても、
私にはこのペットボトルを作る事が出来ないのだ。
150円を渡しても作れないペットボトルに、飲料が付いて150円。
これはとても、とても素晴らしい事ではないだろうか。
それだけで私は何だか幸せな気分になる。
この途方も無い総工費の3つのビルを前にして。
[振付・出演]
大石丈太郎 大園康司 伊藤麻希 政岡由衣子 村本すみれ(MOKK)中村蓉 長谷川寧
[日程]
2/16(金)-20(日)(17日休演)
2/16(水) 19時30分
2/17(木) 休 演 日
2/18(金)15時 19時30分
2/19(土)15時 19時★
2/20(日)13時★ 17時
★ ...終演後ポストパフォーマンストーク有
[上演時間]約60分を予定。
※受付は開演1時間前より開始。
[チケット](日時指定・全席自由)
前売2800円 当日3000円
初売!
1月中に振込予約頂いた方には、冨士山アネット特典DVD(非売品)プレゼント!枚数限定!
(チケットとDVDは当日会場での受渡になります。)
舞台上に特設シートを設置、限定50席を販売予定。御予約はお早目に!
※ ...車椅子のお客様、足腰に負担の有るお客様は御予約の際、お知らせ下さい。
御予約はコチラより!