- November 8, 2010
公演の覚書。
●金曜2日目。
今日も沢山の方が観に来てくれた。
金曜は午後に入ってから初日で出た問題等を直し。
これが大分助かった。
これで作品も大分クリアに出来た。
いつもそうだが延々と直すし、延々と駄目出しはする。
勿論自分が出ている分だけ稽古よりは少なくはなるけれど。
それを修正しつつ、本番。
大分良くなったと思う。
トークもフジモト君と辻さんで楽しく。
色々話せて良かった。
音楽家なりのトークが出来て良かった。
辻さん、bonobosのライヴ行きます。
行きますが、しかし、次はカウントダウンジャパンの大晦日ライヴと言われた。
そんな客層のライヴに混じれるのか、私。
そしてこの日は渡辺えりさんや美波ちゃんが来てくれた。
2人とも喜んでくれた様で何より。
「わたし出来ると思うんだけど。踊りたくなった。」としゅるしゅる動くえりさんが可笑しくてしょうがなかった。
美波ちゃんは、NY帰りみたいな格好で、予定が入っていたらしく挨拶をした後そそくさと帰って行きました。
多分マンハッタンで用事でも有ったんだろう。
●土曜日は怒濤の2ステージ。
かなり身体は疲れていた物の、やはり公演を重ねて行く事で気付く事は有る。
稽古で早く気付かないのかと思うのだけれど、やはり会場に来た時にだけ気付く事も有って。
こればかりはしょうがない。
本番中は、舞台袖から濡れた身体を適当に拭きつつタオルを撒いてとても演出家とは思えない出立ちでメモを片手に観ていたりもするのだけれど、
観難くともやはりモニターよりずっと良い。
やっぱりどうしたって生にはかなわないので、こんな格好でものこのこと観てしまう。
壁にもたれ掛る立ちんぼ、と呼ばれるシーンが有るのだけれど、
こんなタオル巻いてメモを持った演出家が視線の先に入ったら気になるだろうと思いつつ、どうしても観てしまう。
昼は中井美穂さんとトーク。
中井さん、上演前に基本的にベタな白鳥は好きじゃないと聴いていたので、ドキドキしていたのだけれど。
終演後にお茶をしていたら、ラストシーンが有って良かったと言われた。良かった。
そしてこの日のトークは、ぴあの三重さんやら隣の亜門さんやらを巻添えに恐ろしい大人の泥仕合が展開。
客席も含め盛り上がったから良かったけれど。
トーク内で、原作の白鳥の湖は台本が無いとの話をしてしまったのだけれど、
そんな事は無いと後で観劇していたバレエ評論家の方に御連絡を頂いた。
きちんとした台本は有るそうです。
勿論中々日本語訳されているものが出回っている訳ではない様ですが。
此処に訂正すると共に、有難く細かく説明を頂いたので、また改めてこれについては書こうと思います。
●日曜も2ステージ。
昼は金田一くんとトーク。
トークって改めて色々気付かされるのが良いな。
公演は、いや、もう、なんだろう、体力。それに尽きます。
舞台監督が袖で「情景」やら数々の楽曲を口ずさみながら仕事をしているのも見慣れて、
楽しめる様になって来る。
勿論最後迄細かく駄目出しをし続け、修正をし続け、それに応えてくれた出演者とスタッフ一同に感謝。
制作だって良くもまぁこの現場を回してくれた。
お蔭で何とか誰も欠ける事無く生き残れた。
打上の際にも言ったのだけれど、本当に良い座組だったと思う。
そして先に行く為の自戒は勿論。
●ただ感謝。
- Newer: WSオーディション開催
- Older: 順序立