- February 11, 2010
今日は新東京タワーの麓で珈琲とドーナツと台本を書く。
この地域はお世辞にも発展しているとは言い難い程周囲はさびれているのだが、
これがタワーの完成と同時にメキメキと、それはもう思春期の成長痛の様な音を立てて発展して行くのかと考えながら不思議な気分で通る。
リハーサルも台本も、こんな調子でメキメキと発展すれば良いのだが、そうは行かない訳で。
外は暖かさと寒さを繰り返しながらもそれでも春に向かっている。
多分すぐにこんな暖かい格好も不要になるのだろうな。
先日の稽古場にはフジモト君が来て、貰った曲のダメ出しを受けてその場で音楽を作ってくれる。
それを反映して流してみてまた音を直しながらもリハーサル。そんな贅沢な事をしていた。
普通に自分が聴いている楽曲を作っている人が音楽を担当してくれるというのはなんだろう、もう贅沢を越して不思議な気分だ。
ちょっと[This is It]のリハーサル風景を思い出した。
まぁ音楽を作り出せる腕は無いのだが、それだけに痒い所に手が届く感じがとても贅沢だ。
観るからに(聴くからに?)音楽は良くなって行く。
素晴らしいや。
また別の日には衣裳打合で山下と衣裳手伝の生田さんが来る。
まぁ色々話すが、外国人の映像等を見ながらスタイルの違いにこっちはこっちで頭を悩ませたりする。
持って生まれた体躯が違う。
なにせ日本人、それに見合った衣裳にせねばならぬのだ。
稽古場というのは、そんな所なのだよ。
冨士山アネット[家族の証明∴]
作・演出・振付 長谷川寧
■アジア舞台芸術祭、EKKKYO-!にて上演された[証明∴]をロングバージョンとして上演致します。
[証明∴]だけでは見せられなかった部分をふんだんに盛込み、内容、キャスト共に更に深化を計ります。
今回、プレヴュー公演と本公演と有りますが、プレヴュー公演は、東京芸術見本市という舞台芸術のイベントへの参加公演で、
小規模ながらも国外をはじめ様々な方が来場する公演となっています。
またプレヴュー公演というのは出来上がった本公演とは違い実験の余地を残しており、何が起こるか、本公演迄でどう変わるかといった未知の部分も秘めております。
「私は魅力を周囲にいち早く伝えたい!」という方や、ブロガーの方等はごく限定数の池袋小劇場を、
「本公演の熟成された物を観たい!」という方や、少しでも余裕の有る場所で観劇したいという方はこまばアゴラ劇場へ。
[振付・出演]
大園康司 伊藤麻希 玉井勝教 長井江里奈(まことクラヴ) 長谷川寧
[日程]
2010/3/01(月)-3/04(木)
プレヴュー公演/池袋小劇場(東京芸術見本市2010参加)
3/1(月) 20:00
3/2(火) 20:30
3/3(水) 14:00/20:30
3/4(木) 14:00
2010 3/6(土)-3/10(水)
本公演/こまばアゴラ劇場(冬のサミット2009参加)
3/6(土) 20:00
3/7(日) 14:00●/19:30
3/8(月) 19:30★
3/9(火) 19:30★
3/10(水) 14:00★/19:00
●・・・託児サービス(要予約)
★・・・ポストパフォーマンストーク(詳細はWEBにて後日発表)
[チケット/御予約](日時指定・全席自由)
池袋小劇場
前売・当日共2500円 ※各回限定30名様
池袋公演予約ページはコチラ
こまばアゴラ劇場
前売2800円 当日3000円 学生2500円(要学生証提示・前売当日共)
団体券(3名様・要予約)7800円
アゴラ公演予約ページはコチラ