- February 7, 2010
本日はオフだったので台本書きに充てる。
日中は前に見て何となく今回の参考になるかと思い映画[トゥルーマン・ショー]を観る。
ジム・キャリーの嘘っぽい芝居を逆手に取った様な、虚構の中で生きる人物の物語。
昔に観たきりだったけど、やっぱりずっと何か引掛っていたのだ。
作られた世界、と迄は思わないけれど、自分にも外側に何か大きな力が働いていて其処に動かされていたり、
全ての行動は自分で決めているようで居て、自分の知らない大きな力に動かされているんじゃないか、と考えてみたりする事が有る。
例えばAとBでどちらにしようか悩んでいて、
Aを選ぼうとしてやっぱりBかなでも最終的にAを取ってみましたやっぱ嘘!嘘!B!とか、
そういう面倒臭い考えとか行動も全て大きな力に動かされて計算づくだったりするのではないかしら、
と考えたりもする。
アフォーダンスなんて考えはそれに近いのかもしれないけれど、
何だかもっと陰謀的な?何かの組織というか、そういったものが自分の預かり知らぬ所で動いている、という考え。
そういう時にわぁっ、っていう気分になったりもするのだけれど。
それは結局、たら、れば、の話でしか無いのだけれど、そういうものとか、揺らぎが上手く[家族の証明∴]に反映出来ないかと考えている。
預かり知らない大きな力、というのは自分のテーマなのかもしれない。
ずぅっとそういう事を夢想して来たし、まるで頭の中ではスーパーマンの様な行動が平気で行われていたりもする。
家族のちょっとした話の中にも、そういう巨大な何かが潜んでいる、そういう作品になればと思う。
こういった事を台本の合間に書きながらも、来る迷惑メールなんかに気持は中断され、
気付くと沖へ沖へ流されて台本島から遠く離れてしまうので注意が必要。
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