- July 23, 2009
駅から出る為にエスカレーターに乗ると、後ろでは私より若い2人の男が、ハリー・ポッターの話をしている。
どうやら主人公達の恋模様の話だ。
とんと観ていないのでよく知らないのだが、ハリー・ポッターは男2人で作品内の恋模様を語るに値するんだなあ、と何だか見直した。
これだから電車周りは面白い。
昨日はV.I.I.MPROJECTという、NibrollとBaby-Qの映像作家が主催し、パフォーマンスを発表するイベントへSuperDelux。
それぞれパフォーマンスと、生演奏も有ったのだけど、スカンクさんの生演奏が見れて良かった。
前にSuperDeluxで観たイベントでは、あがた森魚が暴れていたのだけど、生演奏を観ながらそんな事を思い出した。
パフォーマンスというのはたまに座っている客と熱量が違い過ぎて、この距離で偉く違う熱量だな、と思う事が有る。
客観視すると、ともすれば舞台上に居る人間が気が触れている様にも見える。
割とミュージシャンとかはその気が触れる割合が高いんじゃないかと思うのだ。
でもたまに観たくなる。
で、其処迄自分のテンションを上げられないと、やはり楽しみきれない。
今回は客席があったので、割と観客が全体的に冷静だったので、其処のギャップで会場の熱量は少し下がっていた様な気がする。
美邦さんがやたらとチョコを配り歩いていて、あ、これも、あ、この味もあった、とやたら貰った。何かさっき迄踊っていた人とは思えない感じだった。
ミウミウは群々以来会ってなかったが、調子が悪そうだった脚はすっかり良くなっていたみたいで何よりだった。
六本木に来ると雨の確率が高い。
そして皆既日食は天候不順で見られなかった様だ。
日本では次は20数年先らしい。
20数年なんて言ったって島迄大枚払って行って見られないんだし、
或るミュージシャンが好きだとしても一生その人のライヴを見れない事だってある。
何より生きていて触れない事なんて幾多も有るのだ。
触れている事の方が奇跡だ。
そんな事を考えながらもそれでも、
20数年後に成長している人と、
20数年後に居なくなっている人の事とか、ぼんやり思いを馳せる。
しみったれた思考。
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