- July 9, 2009
群々終了。
当初より多くの方に御来場頂き有難う御座いました。
2日間3ステージとあっという間では有ったけれども、ひとまず終った事でホッとする。
劇場で乾杯をし、その日は取敢えず解散。
後日諸々。
作品については色々大変な所も有り、全体構成でも考える点は多々有る。
アンケートに自分の作品について良い事が書かれてあったとしても、
じゃあアンケートに書いてない人はどうなんだ、と言う事があるので、
総合的な事を考えると、あまり人の評価はアテに出来ない。
私の作品を好きという人も居れば、ちょっと駄目だよアレは。
という人だって勿論居るので。
私の裸体に関しても、まぁ色々ギリギリではある。
初日、そのシーンになって席を立った女子が居たという事。
それはそれで意図通りというか、申訳無いというか。
関の言っていた「悪夢」という点では良かったのではなかろうか。
で、帰り道。
沢山の荷物を持ち終電間近の電車に乗っていたら、
横の30代男性と思われる方から「荷物降ろせよ」と言われる。
満員の中だし、降ろしても別に場所が広くなる訳でないので、
「や、そんなに降ろしても場所は変わらないので大丈夫ですよ」
と言ったら、男性が腹を立て始め、次第に口論に。
ドアから降ろそうと小突いて来たりする。
嗚呼面倒臭いなあと思い、少しは応戦した後、
ある程度したら混んでいるので無視しようとする。横でひたすらブツブツ言っている。
で、私はすぐに降りる目的地に着いたので、
最後に「じゃあね、バイバイ。」と可愛らしく言ったら遂に彼は激昴、
外に出て来てホームで喧嘩。押合いになる。
嗚呼、こういう光景見た事有るなあ、嫌だなあ、
とか思いつつその状況を楽しんでいる自分も居たが。
そしてこういう時に仲裁に入ってくれる紳士は必ず居るのだな。
素敵な男性が電車内から仲裁をしてくれていたのだが、
どうやら同じ駅で降車らしく最後迄仲裁をしてくれた。
若干彼は長谷川サイドに立ってくれた。
まぁ自分が言うのも説得力が無いのだが、
車内で声高に絡み、タチが悪いのはアチラだったと思う。
彼が酒気帯びかは判らないが、多少なりともアルコールを摂取している自分。
それでもまるで普段通りの意識なのが淋しい。
気付いたら留置場、なんて状況には中々なり難いのだ。
結局彼にも帰宅する家が有るのか、電車に大人しく乗って行った。
最後に改札を出ようとする仲裁者に感謝を述べようと近付くと、
彼は電話を取出し話し出した。
「おいてめぇ、俺のメール見たのかよ?」
「みたかっつってんだよ!」
完全に声を掛けるタイミングを逸する。
ドスの利いた声により、素敵な仲裁者という絵面が、
一瞬にして崩れ去る。
さっき迄必死に庇ってくれた恩人が、今ヤクザみたいな声で喋っている。
もうその豹変振りが可笑しくてなんだか笑えて来てしまった。
人は判らない。
とんだ楽日だった。
追伸:後に帰路が同じで歩いていると、仲裁者の脅迫電話はどうやら冗談だったらしく、その後普通になって行った。
そして私は電話が終った仲裁者の横を、「どうも助かりました。有難う御座いましたー。」と言い、自転車で駆け抜けて行った。
彼も「お気を付けてー」なんて言っていた。
其処には口論も脅迫も無かった。
ただの微笑ましい近所付合の画で有った。
Comments:2
- クミコ July 9, 2009
お疲れさまでした。大変だったんですね。
こちらも緊張してブログ拝読しました。
私はRomeoに伺った事があるだけなので、
今回伺いたかったのですが、都合が付かず残念でした。
影ながら応援しておりますし、こうしてブログも楽しみにしています。
頑張って下さいね。- 寧 July 10, 2009
有難う御座います。
緊張と言っても意外に本人は状況を楽しんでいる節も有りました。
こういう変な客観視が、相手を激昴させる所以なのでしょうね。