- April 27, 2009
夜中[日本語を読む]の準備に追われ、朝就寝。
そして昼から群々7月公演用の打合。久々にまとまった量踊る事になるかもしれない。
まぁアネットも出てるけど。
夕方に抜けさせて貰い、夜は[日本語を読む]リハーサルへ。
何だか殆ど知らない人達だらけの中でやるっていうのは久々でとても新鮮だ。
各事務所のマネージャーの方々も来ていて、顔合せ。
まず始めに何もプランを伝えずに読んで貰う。
どういう風に捉えているのか知りたいからだ。
その上で演出プランを伝えて変えて行って貰う。
色々劇場との兼合で出来なくなったプランも有るには有るのだが、
新たに思い付いたプランで自分の中で腑に落ちた部分が有って、それで演出は進めている。
始めての合わせなのですぐに上手く行く訳では無いが、たまに一斉にワッと力が持上がる時がある。
皆ベテランの方々ばかりだからその瞬間の熱量は面白い。
今回のリーディング公演の作品の中では一番人数も多いし、そういう瞬間のセッションはもっと出して行ければと思う。
兎に角一緒に台本を読んでて、出番が無いのがちょっともどかしかったりもするが、今回は演出に徹します。是非来て下さい。
昨年5月に、60年代〜80年代に書かれた優れた近・現代日本語作品などを、9人の若手演出家によりドラマ・リーディング形式で上演し、作品の魅力を引き出したとご好評いただいた『日本語を読む』。その第2弾として今回は、3人の若手演出家によりお届けします。08年1月のシアタートラム公演で、身体性を重視した作品で注目を集めた冨士山アネットの長谷川寧、前回は『朝に死す』の大胆な演出で、高い評価を得たヒンドゥー五千回の扇田拓也、4月にシアタートラムでの新作公演を控える、耽美な物語を紡ぎ独自の世界観で注目を集める女性演出家・黒色綺譚カナリア派の赤澤ムック。彼らの新しい魅力と、豊かな日本語作品をお楽しみいただきます。
A 『ふたりの女』 [作] 唐十郎 [演出] 長谷川寧(冨士山アネット)
B 『さらば、映画よ』 [作] 寺山修司 [演出] 扇田拓也(ヒンドゥー五千回)
C 『棲家(すみか)』 [作] 太田省吾 [演出] 赤澤ムック(黒色綺譚カナリア派)
【出演】
A 『ふたりの女』
久世星佳/田中壮太郎/吉見一豊/麻生絵里子/石川正義/谷川昭一朗/山中崇
B 『さらば、映画よ』 松重豊/吉見一豊/山中崇
C 『棲家(すみか)』 草村礼子/小林勝也/久世星佳
【日程】
5月1日(金)19:00 A ★
5月2日(土)19:00 B ★
5月3日(日)19:00 C ★
5月4日(月)13:00 A/16:00 B/19:00 C
★演出家によるポストトークあり
※未就学児童はご入場いただけません。開演後は本来のお席にお着きになれない場合がございます。予めご了承ください。
【会場】
シアタートラム
【料金】
各作品 一般1,000円
高校生以下500円
(劇場チケットセンターのみ取扱い、年齢確認ができるものを提示してください)
TSSS 500円(学生券/WEBのみ)